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NHK「おはよう日本」放送の様子〜軍艦島の保全〜

軍艦島デジタルミュージアムブログ

皆さまこんにちは

軍艦島デジタルミュージアムスタッフ楠田です

本日、朝7:00からNHKおはよう日本で軍艦島の話題が紹介されました

ご覧になられた方いらっしゃるでしょうか?

今日の放送では

軍艦島の保全にスポットを当てて紹介されました。

長崎で放送された軍艦島の海底の様子や

ドローンで撮影された4K映像を交えて、

軍艦島の様子盛りだくさんです。

 

見逃した方は必見

放送の内容をテレビの写真と共にご紹介したいと思います。

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4Kカメラで追う

世界遺産の島 保全の危機 全貌は

最も大きく取り上げられたのは

島内のアパート群の保全、護岸の保全でした。

アパート群の保全は以下の方法で開始されています。

スクリーンショット 2016-05-22 12.12.17

 

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鉄筋コンクリートアパートに入ったヒビに

注射器の形をした器具を使い

特殊な液体を流し込んでいきます。

この方法で補修を完了するまでに、

少なくとも30年を要するそうです。

軍艦島は、

その独特な景観を壊すことなく保全することが求められるため

現在のところ

この方法以外にないそうです。

 

海底では護岸の崩壊が進んでいます

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水中カメラで撮影された映像です。

護岸の下には穴が空いているのが見えますね

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このような穴が護岸の下に数カ所見られるそうです。

積み上げられていた石が流れ出しており、

護岸の傾きの原因になっています。

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こちらの穴は、人が通れるほどの大きなもの

護岸がいつ割れてもおかしくない状況です。

軍艦島は、岩礁の周りを埋め立て

波の浸食から守るために

周りを護岸で固めた島です。

護岸は軍艦島保全の要と言えるでしょう。

 

こちらは端島小中学校の基礎部分です

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波の浸食により、

コンクリートの支柱がむき出しになっています。

端島小中学校は島の子供達の思い出がたくさん詰まった

大切な場所

崩れてしまうのは悲しいですね

こちらの基礎も早急に補修していただきたいと思います。

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閉山から約40年の時を経て

再び世界遺産として長崎の観光に大きな活力をくれた軍艦島

端島に携わる人々の想いにこたえられるよう、

今後の保全活動に大きく期待したいと思います。

 

私たち、軍艦島デジタルミュージアムにできることは何か…

端島に生活していた方々の想いや記憶を風化させないこと

そして次の世代に語り継いでいくことだと感じています。

軍艦島の保全のためにも、

長崎の観光を盛り上げて

保全への寄付を増やせるよう

ここ軍艦島デジタルミュージアムでも取り組みをしております。

皆様のご協力をよろしくお願い致します。

 

今回の放送で紹介されたドローンからの映像は

ミュージアムの大画面でもご覧いただけます

是非ご来館くださいませ