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世界遺産軍艦島! 〜軍艦島の海底(後編)〜

軍艦島デジタルミュージアムブログ

皆さんこんにちは

軍艦島デジタルミュージアムMMです

 

これまでのMMブログでお伝えしていました

「明治日本の産業革命遺産」シリーズをいったんお休みし、

昨日NHKのイブニング長崎で放送されました端島の特集

「世界遺産軍艦島〜果てしない海底炭鉱〜」

についてご紹介したいと思います

 

こちらの番組、その前編として先週第一弾が放送されましたね

 👇👇👇

「世界遺産軍艦島〜台風との戦い」クリック

 

今回の番組では、軍艦島の海底の様子〜後編〜

が放送されました

 

前回同様、番組では今話題の4Kカメラを使って、

より鮮明な、島の様子や・・・

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その周辺の海底の様子が映し出されていました〜

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4Kカメラは解像度が高く、

実際私たちが目にするものと近い色を

映し出すことができるそうです

このカメラで軍艦島周辺の海底を撮影したのも初めてだとのこと

なんだかワクワクしますね〜

 

今回は、端島の北側100メートルほどのところに潜っての撮影。

そこに何かを発見

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この石はいったい・・・

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そうですこれは「ボタ」

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「ボタ」とは、石炭を採掘する際に出てくる捨石

(品質が悪くて石炭として使えない石)のことです

端島ではこのボタを、島や坑内の埋め立てに使っていたのですが、

その不要分は、31号棟アパートの中を突き抜け、

島の西側から海に捨てていたそうです

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あれれ???

でも今回潜ったのは島の北側だったはず。

そうです

西側に捨てていたボタは、波に流され北側へ。。。

今では貝や海藻など生物の住処になっているようですよ

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水深30メートルのところには、炭鉱で使われたクレーンの一部も。

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ここにもたくさんの魚たちが住み着いているようです

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軍艦島は、その島の形や建物ばかりが注目されがちですが、

島の上ではなく海底にできた「ボタ山」や、

海底に沈んだ炭坑設備、桟橋跡など、

それらは端島ならではの島の歴史を今に伝える、

炭坑産業の遺産とも言えるのではないでしょうか?

 

端島をより深く知る上でも、今後、

海底の調査や研究も、ぜひ実施して欲しいと願っています

 

ミュージアムスタッフMMでした